鹿ケ谷という地名で思いつくのが鹿ケ谷かぼちゃです。Goglleの検索でも上位に挙がってきます。かつては変わった形の京野菜の鹿ケ谷かぼちゃが作られていたであろう鹿ケ谷にはもう畑らしい土地は無く、住宅地とお寺と美しい「哲学の道」しかありません。言わずと知れた「哲学の道」、日中は観光客で昨今、溢れかえっておりますが朝夕にひとけが少なくなると静寂と共に美しい顔を見せてくれる場所です。私も近くに住んでいますのでどれだけ散歩したことか。市街地で自然を感じられる場所はふとした瞬間、癒されます。

今回ご紹介する物件は鹿ケ谷通りという少し広い道路に面した建物です。現オーナーが町家を町屋として使えるように再改装されていますので、土や木や緑を感じられるやさしい建物です。３DK＋土間があり、土間部分にペレットストーブもあります。オブジェとしても、京都の冬を乗り越える暖房器具としても重宝しそうです。

また天気のいい日には裏庭の緑が風で揺れる景色とセミの声が夏の日を演出してくれていました。麦茶が似合う光景です。

以前は鍼灸院や洋服のお店として店舗利用されていましたがお風呂もしっかりございますので居住用としてご利用いただくこともできます。ただバス停が本当の目の前だったり、見通しの良い大きな通りに面していたりと店舗利用する方が向いていると言える物件ではあります。（本日現地で撮影をしていたら外国の観光客の方がレストランだと思って入ってこられたほどです）

物販や飲食店としての利用が主におススメです。ちなみに哲学の道や大文字山など自然もたくさんあるのにスーパーやドラッグストア、銀行なども近くにあり生活はとてもしやすいエリアにあります。自転車さえあれば左京区を堪能できること間違いない物件です。是非お探しの方はご内覧ください。