滅茶苦茶安易な考えで家をリノベーションしてしまいました。

元々は解体して更地にして新築を建てよう！と思っていた現場なのですが、今回のコロナで５月頃、なんだか暇な時間を使ってCCRの社員のみんなで何かできることをしようと思い、自分たちでリノベーション工事をはじめました。図面も経験も無い中、取り合えず解体工事を始めました。解体工事は思った以上に大変で、埃と汗にまみれながら毎日工事をしました。やればやるほど職人さんの大変さがわかりましたが、工事のプランに関しては潰しながら色々とシュミレーションが出来、いい点もありました。

解体が終わり、大工工事を始めるに辺り、われらの師匠となる大工さんが来ていただき、下地の作り方や水平の取り方などを教えてもらう予定でした。が、ちょうど１階に床工事を始めるあたりから不動産業の仕事が戻り始め、現場に行くスタッフが一人減り、二人減りと結局ほとんど大工さんに工事してもらう羽目になりました。結局５カ月ほどかかりわれわれがやったのは解体工事とゴミ捨てということになりましたが、結果的にお客様には安心して住んでいただけるお家が出来ました。（素人工事は有りませんので）

ちなみにイメージは琵琶湖の近くだけに「釣り好きの人の家」です。１Fは取れる壁は全部取りワンルームにしました。玄関は古いアルミの引き違い扉をとっぱらい、アッシュの明るい両開きの建具を入れました。玄関に入ると好きなルアーが飾れるようニッチを作り、釣りキチを迎え入れてくれます。LDKは２３．５畳のスペースに作り変え元々１Fの室内がとても暗かったので天井を抜き、アクリル板をはめ、２階からの明かりを十分に入れるデザインにしています。釣り竿を飾るのに柔らかな光は必須です。また玄関などからたっぷりと光が入る仕様に変えました。

２Fは天井を勾配天井にし、空間にボリュームを持たせる仕様に変えました。間取りは３LDKにしていますのでご家族４人で暮らせる仕様です。

実は途中から釣り好きの人の気持ちを忘れてしまい、自分が住むならどんなのがいいかな～と突っ走ってしまったところも途中ありますので、釣り付きじゃない人でも滅茶苦茶ウェルカムです。

ちなみに基礎のひび割れなども補強工事を行い、元々断熱材も床、壁に入って無かったのを入れられるところはほぼ入れ込みましたので、元のお家よりは大分効率は良くなっています。ご興味のある方、是非見に来てください。

地図

https://goo.gl/maps/PmaPRsxQJETzh25e7