ロイヤル
コート
嵯峨
記憶と創造と部屋と人間
記憶と
創造と部屋と
人間
それぞれの空間づくり
@Kyoto Ukyoku
ロイヤル
コート
嵯峨
© 2025 Royal Court SAGA
@Kyoto Ukyoku
あたり前だけど人間はそれぞれ違う。
DesigNer
-
201
ふんわり料理がおいしくなるおうち
中舎 慎太郎
料理人・漁師
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202
住む人が配置をデザインして自らの個性をプラスして完成する
AA関塚
履物職人・ギャラリーオーナー
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203
古い物が好物で好きを詰め込んだ空間
サンカッケー
アパレル
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205
ものづくりを発信している方、または発信したい方へ
スタヂオライオン
映像クリエイター
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208
少しひねくれた感覚が ものを作る時の思考のベース
STUDIO-A
家具職人
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301
生活と創作がポジティブに作用する時間
藤原 麻里菜
ムダヅクリ コンテンツクリエーター
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302
文章を書くための部屋があるとしたら、どういうものだろう?
土門 蘭
作家
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305
もうひとつの存在したかもしれない日本建築の姿
M.A.E.
建築士
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401A
空間を作ること、
空間を使うことを楽しめる住戸
澤 康博 / yasuhiro sawa design office.
建築士
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401B
ときには、外と内をつなぐ掛橋になるように
jyu+
ファブリック・
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ライフスタイルデザイン事務所 -
402
オフィスやアトリエ使いを想定したSOHOタイプ
赤熊宏紀建築
設計事務所建築家
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403
人々の共通に美しいと
思えるものは何なのか?
ハタノワタル
和紙職人
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501
雨の景色を眺めながら過ごす昼下がり
CONTEMPORARY
COCOON ROOM702建築・不動産
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201
中舎 慎太郎料理人・漁師
皆さまこんにちは。淡路島でnakayaという小さなレストランを営んでいます中舎慎太郎と申します。この度、良縁で京都の古いマンションの一室をリノベーションするおはなしをいただきお受けすることになりました。
少し当店のお話しを。
2021年4月9日にレストランを開業いたしました。1日1組おまかせ料理のみのお店で、島の海鮮を中心に、その日のおいしいものをおだししています。
仕込れは100%淡路島です。建物は母方の祖父、祖母が暮らしていた古い家を1年余りかけて自分でリノベーションしました。
ConcePt
古い物が好物で、好きを詰め込んだ空間となっています。京都のマンションも当店を作ったノリで作りたいとおもっています。
僕は料理人なので、コンセプトはふんわり料理が楽しくなるおうちです。
古いものにかこまれて(笑)
料理が楽しくなる部屋を作りました。大切な人達を招いてお食事会なんかもよいですね。
そんな楽しいを想像しながらおいしい料理を作るように、楽しい箱をお作りしますね。
203
サンカッケーアパレル
ConcePt
ぼくはおそらく人よりも多く引越しをしてきたと思う。賃貸物件を転々と、パッと思い出せるだけでも8~9
軒は住んできた。色々な条件の家があったけど、日本の「普通の賃貸物件」には、「貸す側のこうしたい、ああしてほしい」がいっぱいに詰まっていた。
ルールを守って汚さず壊さず出て行って欲しい。貸す側の気持ちとしたら当然そうだと察するが、こちらも敷金とか礼金を払っていることを考えると、疑問もなくはない。
今回の企画では「とにかく自由に」ということだったので、住む人が割と自由に空間を変更できることを念頭においた。
ど真ん中の扉兼パーティションの位置で、見た目も機能性も変えられるようにした。大きくはそれだけ。それから、必要最低限で機能性の高い生活道具を配備。
あとは何より洋服の収納量と大きな鏡。家の中では自由でも、家の外は社会。社会の入り口に立って、ステキに見える自分をしっかり確かめてから街に繰り出せば、いつもの街も、ほら、あなたを歓迎しているだろう。
205
スタヂオライオン映像クリエイター
ConcePt
『ものづくり+発信』
YouTuber。インスタグラマー。TickTokerなど。人々の止まらない承認欲求はついに新たな職業を生みだした。写真から動画がSNSの中核になり、動画を編集するという事が人々の日常になってきた。芸能人になりたくてもなれないが、これなら有名になれる。
そんな敷居の低さに比例し、ありふれたよくわからない動画がSNSを埋め尽くすこととなる。この現象に辟易としてしまうが、承認欲求は止まらない。
ただ我々は、ものづくりを発信している方、または発信したい方の承認欲求に寄り添ってこの部屋を考えた。
ものづくりをしながらの撮影、編集は本当に骨が折れる作業だ。三脚を立て照明をセット、アングルを試行錯誤し撮影。場所を変えての撮影。編集も意外と大変なことを知り外注を検討するが、動画が回らないとただの捨て金になる。作風もクリエーターに左右され思った仕上がりとは違う。面倒だな。。もういいか。。これではせっかくの承認欲求が中折れしてしまう。
創造したことをシームレスに記録に残し発信するための部屋があってもいいのではないか。しかしこれはバズらせる為にやるのではない。作ったものや過程を知ってもらうために記録しそれが人々に注目され模範となり、活力となる。ものづくりにとっての承認欲求が満たされる。そんな道理のある構図が残っていきますように。
その手助けになる空間になれば幸いです。
301
藤原 麻里菜ムダヅクリ コンテンツクリエーター
作家 / 無用発明家 / コンテンツクリエイター
/株式会社無駄CEO
頭の中に浮かんだ不必要なものをなんとか作り上げる「無駄づくり」を活動の中心に据え、YouTubeをはじめとするSNSで数多くの作品を発表。
2013年にチャンネル「無駄づくり」を開設して以降、これまでに300個以上の"無用な発明"を制作。
「実用と無用」の狭間にある創造性をテーマに、国内外で個展・ワークショップ・執筆・教育活動を行う。2022
年に株式会社無駄を設立。Forbes Japan「世界を変える30歳未満の30人_30 UNDER 30」、青年版国民栄誉賞TOYP会頭特別賞など受賞歴多数。
NHK
Eテレ「くっつけラボの新発明」など教育番組にも出演。
ConcePt
「小さく作るための部屋」
100円ショップやコンビニに行けば、欲しいものも欲しくないものも、大量に棚に並んでいる。
私が使っているものや身につけているものは、ほとんどすべて、誰かが作って私に売ってくれたものだから、私の個性は誰かの個性の寄せ集めでしかないことを少しだけ悲しく思う。
しかし、こうした物に溢れた社会の中で快適に過ごしていても、それでも、自分と社会の間に、小さな隙間を見つけてしまう時がある。その隙間の直径を測って、CADソフトでモデリングして、3Dプリンターで出力してみる。プラスチック樹脂でできた自分のためだけのプロダクト。隙間にはめてみる。計測が甘かったみたいで、うまくはまらない。試行錯誤して、何度目かの挑戦でどうにかピッタリはまった。ハマったからなんなんだ。
しかし、隙間にちょうどハマるものを作ることがただ楽しいのだ。世界を変えるような革命的なプロダクトを夢想しながらも、まずは自分とこの部屋の生活の隙間に、うまくハマるプロダクト作ることから始めよう。
この部屋には、作るための道具として、3Dプリンターが設置されている。そして、「無駄づくり」として自分と社会の隙間を埋めるプロダクトを大量に作りまくってきた藤原麻里菜による「作りたいものを作るためのノウハウ」も入居者に向けて限定公開する。部屋の内装は、あえてとてもシンプルにしつつも、生活しているうちにでてくる「これがこうだったら!」「こんなものがあったら!」という衝動的なアイデアとそれをすぐに作れる環境を提供している。
今まで物を作ることが生活の中にない人も、物作りが大好きな人も、きっと夜更かしをしながら、失敗作やへんてこなもの、はたまた「あたし天才かも」というようなすごいものをこの部屋で生み出して欲しい。そして、隙間を見つけたら「よっしゃ。次作るもの決まったぜ」と、喜ぶような、生活と創作がポジティブに作用する時間を過ごして欲しいなと思う。コンビニには売っていないし、そもそも売っても誰も買わないものを作ろう。
生きるために。自分のために。
この部屋で、私がまったく意図しない、301号室に住んでいる人だけのプロダクトが生まれることがとても楽しみだ。
それは、私から見たら変なものでも、きっと、あなたにとっては重要なものだろう。
302
土門 蘭作家
文筆家。1985年広島県生まれ、京都在住。
小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う。著書に歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(寺田マユミ氏との共著)、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』、エッセイ『そもそも交換日記』(桜林直子氏との共著)がある。2023年、2年間の自身のカウンセリングの記録を綴ったエッセイ『死ぬまで生きる日記』を上梓。同作品で第一回「生きる本大賞」受賞。
ConcePt
「文章を書くための部屋」
文章を書くための部屋があるとしたら、どういうものだろう?
そんな問いから、この部屋の構想が始まりました。
私は書くことを仕事にしています。書く内容は大きく分けて二つ。一つは、小説、短歌、エッセイなどの文芸作品。もう一つは、インタビュー記事、キャッチコピー、ステートメントなどのクライアントワークです。
前者は自分の中から言葉を掬う仕事で、後者は他者の中から言葉を受け取る仕事。どちらにも共通するのは「対話」であり、その相手が自分になるか他者になるか、その文体がどんな形かで、書くものが変化していきます。よって、様々なジャンルのものを書いていますが、私にとっては同じことを繰り返している感覚です。
対話の中で言葉を見つけ続けること。それが私にとっての「書く」なのです。
私は、言葉以外のアウトプット方法を持ってません。デザインもできないし、図面も引けないし、家具や雑貨のセレクトもできない。
そんな私が部屋を構想するとしたら、一人の物書きとして「書く」に必要な要素を言語化し、それを設計士さんに伝え続けることだけだと思いました。ここでも対話が行われ、今こうしてコンセプトを書いているというわけです。
では、「書く」に必要なことはなんでしょうか?私は、もっとも大事なのは陰陽のバランスだと考えています。入力と出力、個人と社会、養と産、とも言い換えられるかもしれません。
大前提として、書くには「孤独」が必要です。誰とも異なるひとりの人間として、感じたことや考えたことを言葉にする。自分の中に深く潜り込む、自分との対話の時間です。
もう一つ、「繋がり」も必要です。自分以外の人やもの、今以外の時間と繋がること。世界に広く繁茂していく、他者との対話の時間です。
孤独でありながら、他者とつながる。潜り込みながら、繁がり茂る。その陰陽のバランス、その両極性が、書くためには必要だと考えました。そして、一つの部屋にそれらを共存させられないかと、設計士さんと話し合いました。
結果生まれたのは、「湖」と「森」を内包する部屋でした。
ひとり深く内面に潜り込むための湖の部屋は、柔らかなカーテンに包まれた薄暗い空間です。緩やかに社会と隔絶された、自分だけの純粋な空間。その中に、体を包み込むような椅子を一つ置きました。ここで思う存分思索に耽るのもいいし、愛する作品に触れるのもいい。誰の目も届かない、まるで母胎にいるような安心感の中で、自分の感性や言葉を養ってほしいと思います。
カーテンを開けた先にある森の部屋は、外とつながるための明るい空間です。東向きの大きな窓から入る日光、他者の言葉をたっぷり所蔵できる本棚。ティーテーブルを置けば、そこで友人と対話することもできます。そして、つながりの最先端にいる、文章を書くための大きなデスク。目の前の壁には、アイデアを書き込み貼り付けられるボードも用意しました。一つ一つの対話やアイデアが星座のように繋がれば、そこから言葉が生み出されるはずです。
部屋の中央には、植物を置くための窪みを作りました。よかったらそこに、あなたの好きな植物を置いてほしいと思います。ともに育つ仲間がいるというのは心強いものです。言葉を持たない存在であればなおさら。
あなたがこの部屋で、よりあなたらしく、より自由に書けるようになることを願っています。
305
M.A.E.建築士
わたしたちは京都を拠点に建築の実験を行ってい る M.A.E.(Mad Architect Experiments)です。
ConcePt
もうひとつの存在したかもしれない日本建築の姿をここでは考えました。
・古材の杉柱の壁
元々古民家の柱で使われていた柱を用いた壁は、大徳寺で見た生け垣を参照している。片側が自然の樹形、逆側は人の手で刈り込まれて整えられている。古材の柱は半分に製材され、新しい面と古材の面の2面をもつ。
・FRPとステンレスで作られた建具
障子を参照している。世界的に見て紙で作られた建具は稀有であると思う。その繊細な様を強調し、極限に細くした骨格をもつ建具を考えた。扉を開ける行為は緊張を増し、分節された空間の切り替わりをより印象的にする。
・畳をモチーフにしたタイルの床
光を受けて表情が変わる畳のように。
・可動式の照明
蝋燭台を持ち歩いたように必要なところに灯りを。
・窓側のカウンター
縁側のように外と向き合う場所。細かく作られた引出しは、日本人の几帳面さが現れた箪笥を参照している。
401A
澤 康博 / yasuhiro sawa design office.建築士
ConcePt
住宅の設計が好きです。プランを考えているのも楽しいし。家具や建具.......仕上材料について考えるのもとても楽しいです。
いつもお施主さんには自分の住みたい家を結局提案している気がします。今回は直接のお施主さんはいないのでぼくの住みたい家になっています。(笑)
綺麗に整理整頓された空間よりも、ちょっとゴチャゴチャしたかわいい空間をイメージしています。
やけに見通しの良い玄関と玄関ホール・ダイニングテーブル兼用のキッチン。室内建具の一つもない空間・何か意味ありげな階段.......。
そんなちょっとアンバランスな物たちと楽しく暮らして欲しいなと考えています。
401B
jyu+ファブリック・ライフスタイルデザイン事務所
jyu+(ジュプリュス)は住空間に+αを提案し、暮らしをより豊かにすることを目指すライフスタイルデザイン事務所です。ときには、外と内をつなぐ掛橋になるように。ときには、空間のピースとなるように。ときには、変幻自在のアートのように。ファブリックやインテリア、建築から生活を彩り、楽しむことを提案していきます。
-
永吉 佑吏子 /Nagayoshi
Yuriko
1989年大阪生まれ。大学卒業後、アパレル会社を経た後、専門学校にて建築とインテリアを学ぶ。その後、fabricscapeにてスタッフとして勤務。2020年ライフスタイルデザイン事務所jyu+を設立。ファブリックやインテリアを用いて生活を彩り、楽しむことを提案する。2021年~名古屋造形大学非常勤講師。
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林 隼平 /Hayashi
Jumpei
1991年奈良生まれ。大学卒業後、自動車設計会社に勤務。在籍中に建築に興味を持ち、専門学校への入学を決意する。卒業後は工務店、建築設計事務所(HAMADA
DESIGN)
を経て、2024年にjyu+に参画。ファブリックやインテリアに加え、建築、プロダクトといった多角的な分野からjyu+を支える。
ConcePt
ぶどうの棚とも言われるパーゴラはつる植物により日陰をつくる休息の場をいいます。当プロジェクトはパーゴラをモチーフに、天井に寸三の格子を張り巡らしています。
つる植物のように格子にあらゆるものを引っ掛けて空間を自由自在につくることができます。時にはファブリックを引っ掛けることで間仕切りとして機能させ、時にはポールを引っ掛けることでクローゼットとして機能させることができます。
好きなアートを吊るしたり、植物や照明を垂らしたり、住まい手のアイデア次第で日常を豊かに彩ります。
あなただけの憩いの場をつくってもらいたいと思い、この空間をデザインしました。
402
赤熊宏紀建築設計事務所建築家
■経歴
一級建築士 国土交通大臣登録 第340391号
1982年6月 香川県生まれ
2001年3月 香川県立高松北高等学校卒業
2005年3月
新潟大学工学部建設学科卒業
2007年3月 新潟大学自然環境研究科 環境共生科学専攻卒業
2007年4月 新潟県庁土木部都市局営繕課
魚谷繫礼建築研究所を経て
2014年6月 一級建築士事務所 赤熊宏紀建築設計事務所 創業
■プロポーザル実績
(※すべて構成企業又は協力企業として受託
)
2019年「大宮交通公園の再整備に係る公募」 Park-PFI/ 京都市
2020年「東九条地区南岩本公園再整備等に関する測量および基本設計業務委託」
簡易公募型プロポーザル / 京都市
2021年「大津港サイクルステーション設計・整備業務」公募型プロポーザル / 大津市
2022年「京都信用保証協会丹後支所整備事業」
公募型プロポーザル / 優先交渉権者
2024年「くまもとアートポリスプロジェクト相良村川辺川魅力創造事業・ 交流拠点施設整備設計」 公募型プロポーザル / 最優秀賞
ConcePt
オフィスやアトリエ使いを想定したSOHOタイプ。住居用マンションを自宅兼事務所として使っていた経験からすると、生活感が全面にでると、打合せなどで人を招くこともしにくく、良くも悪くも仕事と生活の境界も曖昧になり、オンオフが薄れる。漠然と受け入れてしまうような事かもしれないが、この部屋ではそれに抗う計画とした。
具体的には下記3点のシンプルな操作で実現を試みている。
❶限られた面積の空間に対して、間仕切り壁を斜めにすることで、単純な構成でも抑揚を。
❷素材含めて質の異なる空間を用意することで、メリハリを付けて変化を。
❸生活感を纏っているものを丁寧に整理することで、存在感に対する気配りを。
①既存玄関戸と既存開口部から10度の角度を付けた壁を配置した。四角い部屋に対して10度のずれを基準にしたプランニングとすることで、単調さがなくなり、正面性もぼやけていく。
②既存RC躯体とシルバーとグリーンの板金、ラワン合板と少しの和紙で空間を構成しているが、少し不思議な組み合わせに見えるかもしれない。少量だが、選りすぐった木材を使っている箇所もある。建具はしっかり棲み分けを意識している。存在感を潜めてもらうもの、部屋のアクセントになるもの、光の調整をするもの。バルコニーに面した障子は一見すると白くて分かりにくいが、1枚の建具で障子紙(光が透過)+和紙(光が不透過)の
組み合わせとしている。どちらか一方に寄せた際に、透過面と不透過面が重なり遮光性能が上がる実験的な試み。
③冷蔵庫はインテリアの主役のように振る舞っていて、レンジフードは気になる高さに鎮座していて、ルームエアコンは部屋の一等地で齷齪働いている。これがいつも気になっていてこの部屋において彼らには、少しおとなしくしてもらっている。なお、エアコンの本体は身をひそめながらも各スペースを一括管理する【ほぼ】全室空調としている。
SOHOと言うこともあり、部屋での滞在時間が長い人を意識し、こんな家具を置いたらどうか、こんな照明器具が合うのではないか、この辺りに植栽を置いたら良さそうなどと考えながら設計監理したが、入居される方には設計者の想像を大きく裏切ってもらえるのを一番期待しているかもしれない。
403
ハタノワタル和紙職人
ConcePt
ハタノです。
「人々の共通に美しいと思えるものは何なのか?」そんなことを追求するために、長い年月日本で作られてき、そしてほぼ形を変えてこなかった和紙の世界に身を置くことで、自分の感覚を超えた美しさを肌で感じようとしています。
その感覚をもって、アートや工芸、空間の仕事をしています。
工房は京都府綾部市の山間にあり、現在スタッフ8名と共に、畑から原料を育て、和紙を漉き、作品を制作しています。
和紙は楮という木の皮を剥いで、表面の表皮や傷を取り除き、煮熟し、叩き、もう一度綺麗で使いやすい木の皮を作ることと考えています。なので、そんな和紙で包まれた空間は、木の皮で包まれているような心地良さと、人の手によるぬくもり、そして綺麗にしようという心がもたらす緊張感を備えています。
501
CONTEMPORARY
COCOON ROOM
702建築・不動産
「自分が住みたい部屋とは」
私たち、株式会社CONTEMPORARY COCOON
ROOM702は不動産会社です。私はこの会社の代表者であり、理想を作って行くランナーです。そんな私の住みたい家ってなんやろ。
私は目をつむると必ず、燦々と降り注ぐ朝陽を浴びながら、緑と大空を飛ぶ鳥と眼下に広がる街を眺めている自分を思い浮かべます。昔は池のほとりに住みたいとか湖の桟橋からボートを漕ぎだす別荘に住んでいる自分を思い浮かべていたこともありました。そこにはいつも高い位置から自分の家を見下ろしている自分がいました。住む家の理想の環境は幼少期の体験からくるものなのか、おとぎ話の世界のようなものを思い浮かべてしまいます。いつもいつも夢想しているわけではないのですが、年を重ねるごとに薄れゆく自分の理想の環境を追い求めて続けている自分がいます。その理想は叶えてしまうといけない気もしますが、不動産会社を経営し、この仕事に就いている原点はその理想の家にいつか住みたいという事のような気がします。街を見下ろす視点で家をつくり、私の夢想をまき散らす。
そんな不動産会社をつくりたいと思っていました。思いを形にできる仕事に就いていることは幸せです。これからも情熱が続く限りは作り続けていきます。
ConcePt
明るく、燦々と朝陽が入る、眺めの良いお部屋は、晴れた日のイメージが浮かびますが、雨の日のしっとりとした雰囲気もまた格別です。
私は雨の日に家にいるのがとても好きです。濡れることもなく、寒くも暑くもない部屋の中で、雨の景色を眺めながら過ごす昼下がり。この部屋から眺める雨の世界の大部分が空となり、白に近い灰色に染まっていきます。
そんな素敵な部屋だと感じていただけたら、、、。
OvErView
| 種別 | マンション |
|---|---|
| 物件名 | ロイヤルコート嵯峨 |
| 所在地 | 〒616-8361 京都府京都市右京区嵯峨中通町13-36 |
| 賃料 | 68,000円~128,000円 |
| 管理費 / 共益費 | 5,000円 / 月 |
| 礼金 | 家賃の1か月分 |
| 敷金 | 家賃の1か月分 |
| 再契約料 | 家賃の1か月分 |
| 交通 | 京福電気鉄道嵐山本線 / 車折神社駅 徒歩5分 |
| 面積 | 19.12㎡~55.00㎡ |
| 総戸数 | 23戸 |
| 築年月 | 1973年4月新築 / 2025年9月リノベ―ション完成予定 |
| 入居可能時期 | 令和7年9月 |
| 設備 | カメラ付きインターホン・オートロック・温水シャワートイレ・室内洗濯機置場・エアコン |
| 契約・期間 | 定期借家契約 / 3年 |
| ハウスクリーニング費用 | 退去時クリーニング費用:55,000円(税込) |
| 保証人 | 要 |
| 駐車 / 駐輪 | 駐輪:1台まで無料(2台目以降 550円 / 月(税込))バイク駐輪 1,100円 / 月(税込) 月極ガレージあり 15,000円 / 月(税別) |
| 取引形態 | 媒介 |
| 仲介手数料 | 家賃の1か月分+消費税 |
| 保証会社加入 | 株式会社ジェイリース |
| 保証会社費用 | ■住居 初回保証料:月額賃料40% 更新料:10,000円 / 年 口座振替手数料:440円 / 月 ■テナント 初回保証料:月額賃料100%更新料:月額賃料10% |
InfOrmAtIOn
| 部屋番号 | 間取り | 床面積 | デザイナー | 家賃 | 共益費 |
|---|---|---|---|---|---|
| 201 | 2DK | 53.35㎡ | 中舎 慎太郎 (料理人・漁師) |
98,000円 | 5,000円 |
| 202 | ワンルーム | 47.13㎡ | AA関塚 (履物職人・ギャラリーオーナー) |
115,000円 | |
| 203 | ワンルームor1DK | 37.7㎡ | サンカッケー (アパレル) |
92,000円 | |
| 205 | 1LDK | 40.07㎡ | スタヂオライオン (映像クリエイター) |
92,000円 | |
| 208 | ワンルーム+ロフト | 25.05㎡ | STUDIO-A (家具職人) |
65,000円 | |
| 301 | 1LDK+儀式部屋 | 53.35㎡ | 藤原 麻里菜 (ムダヅクリコンテンツクリエイター) |
120,000円 | |
| 302 | 1LDK | 51.78㎡ | 土門 蘭 (作家) |
115,000円 | |
| 305 | 1LDK | 39.11㎡ | M.A.E. (建築士) |
92,000円 | |
| 401A | ワンルーム | 55㎡ | 澤 康博/yasuhiro sawa design office. (建築士) |
128,000円 | |
| 401B | 1LDK | 46.4㎡ | jyu+ (ファブリック・ライフスタイルデザイン事務所) |
128,000円 | |
| 402 | 1LDK | 42.84㎡ | 赤熊宏紀建築設計事務所 (建築家) |
98,000円 | |
| 403 | 2K | 42.84㎡ | ハタノワタル (和紙職人) |
済 | |
| 501 | ワンルームor1DK | 39.6㎡ | CONTEMPORARY COCOON ROOM702 (建築・不動産) |
済 |












