リノベーション詳細

右京区 I様邸

うなぎの寝床と表現されることも多い、
奥に細長く広がる形が特徴的な築50年以上の連棟住宅のリノベーション工事をお手伝いさせて頂きました。

 

連棟住宅の場合、左右に建物が建ち並んでいる為、窓を新たに取ることが出来ず、
採光面が前面と後面の2面に限られてしまいます。
そこで、2階をLDKとし、天井は勾配天井で空間的な広さを作り、窓を大きくすることでより多くの光を取り込もうという計画で工事が始まりました。

 

しかし、
解体工事が進み屋根の構造が見えてくるにつれ、
どうやら計画通りの勾配天井の作り方は難しそうだぞ、、、となり、
リビング側を勾配天井とし、キッチン側は通常天井よりも低い2mの天井とすることで高さのギャップを作ることで、リビングがより開放的な空間に感じられるようになりました。
寝っ転がってゴロゴロしたいなぁと何度思ったことでしょう。
(この気持ち良さを言葉で伝えきれない自分の表現力がなんとも悔しいです。)

 

玄関には、モルタルのアクセント壁を製作しました。
私が東京のパン屋さんで見たモルタルの壁がとても可愛いかったですよぉ〜と写真をお見せしたところ、「やりましょう!!」とお施主様のまさかの二つ返事。
東京へ行くたびに視察して、コソコソ写真を撮り、職人さんと共有して作り上げました。

 

お施主様は、ご自身でアプリを使って3Dパースを作ることでイメージを膨らませていたり、気になる商品があればすぐにショールームまで見に行かれたり、ちょっと奇抜かもしれないご提案にもやってみましょう!というお人柄で、毎回の打合せが真剣で楽しく、現場の職人さんもワクワクするようなリノベーション工事を行うことができました。

 

本当にありがとうございました!!

リノベーション概要

物件名 右京区 I様邸
工事現場 右京区 I様邸
内容
竣工時期 2020年3月

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